小学生から大学までスポーツに打ち込み、卒業後はホテル業界で働きました。コロナ禍でのロックダウンを経験し、自宅待機が一ヶ月も続きました。その期間が自分のキャリアを見直すきっかけとなりました。大学卒業時に受けた入社説明会でバイヤーの話を聞いたことがあり、海外のショーや自分の知らない世界を見てみたい。「バイヤーになりたい」という目標がずっと残っていました。私は常に『やらずに後悔したくない』という気持ちを行動の軸にしてきたので、必要なスキルを考えた結果、海外の洋服学校への留学をしました。そこでアパレル知識と英語力を学びました。もともと幼少期から服飾関係の仕事をしていた母の影響で洋服への関心が深まったことも背景にあります。

スタニングルアーを選んだ理由は、挑戦を後押しする社風、未経験者へのサポート体制、オリジナル商品やセレクトブランドの魅力に共感したためです。

新宿店で販売スタッフとして接客を中心に業務を行っています。毎日、店長や他スタッフと接客の振り返りを行い、お客様の動向を観察しながら、新しいファッションにも挑戦しています。入社当初は覚えること、目の前の事を理解し、実践していくことが多くて大変でした。また元々、口数が多い方ではないので、お客様とコミュニケーションがとれるかとても不安でしたが、先輩から沢山のサポートを受け、私にできる事を見つけて、今に向き合うことが出来ています。バイヤーを目指す道のりの中で今は接客を通してお客様のニーズを知り、結果に繋げる事に集中をしています。

毎日の振り返りの中で、店長や本社スタッフのアドバイスを素直に取り入れたことが大きかったです。未経験ゆえに自分自身全く先入観がなく、お客様とのコミュニケーションにも真摯に向き合えたのが成功の要因でした。また、長年スポーツに取り組んできた経験から、「難しく考える前にまず行動してみる」という姿勢を大切にし、スピード感を持って挑戦できたのもすぐに結果に繋がったポイントでした。

新宿リニューアルOPENで配属されたことも大きな経験となり、入店客数の多い店舗でトライ＆エラーを重ねる中、自分の好きな商品に囲まれて、自然に接客できるようになり、楽しみながらお客様と会話ができるようになった事も個人売上1位を達成できた大きなポイントです。

おすすめしたアイテムをお客様が気に入ってくださり、ただ商品を販売するだけでなく、お客様のライフスタイルや好みに合った提案ができたとき。笑顔で帰られる瞬間にやりがいをとても感じます。

また留学で身につけた英語力を活かして、インバウンドのお客様とコミュニケーションがとれるのも楽しみの一つです。異なる文化を持つ方々との会話を通じてファッションに新たな気づきが得られることは、貴重な経験になっています。自分自身もトレンドやさまざまなスタイルを試しながら、ファッションの可能性を広げていくことを楽しんでいます。ファッションを通じてお客様とつながり、自分自身が成長できる仕事に、大きな魅力を感じています。

最終目標はバイヤーになることです。そのためのファーストステップとしてお客様の動向をしっかりと掴むこと、ニーズを深く理解する事を目標に店頭に立っています。結果を出して、海外バイイングに同行できるようになりたいです。現在は目の前の目標達成に全力で取り組み、3～4年後にはバイヤー部署に配属されるよう、着実にステップアップしていきたいと思っています。